米国とドイツの秘密諜報機関NSAとBNDが協力して、ドイツで盗聴・スパイ活動!

掲載日 2015-5-12 23:00:00 | トピック: ◆

ドイツ議会でBNDに関するNSAの調査委員会が開かれている。
NSAとはNational Security Agencyの略で、アメリカでの最大な外国秘密諜報機関で、全世界の電子通信の監視、解読、状況判断などの活動をしている。ドイツにもオフィスを構えている。
BNDとはBundesnachrichtendienstの略で、首相官邸直下の情報サービス期間。従業員は約6.500人。外国の秘密諜報活動も担当している。

アメリカNSA                     ドイツBND







最近、アメリカの秘密情報機関NSAのドイツに於ける盗聴やスパイ活動にドイツ秘密情報機関BNDが組織的に協力して、深く関与していた事が公になってきたである。
以前、NSAがメルケル首相の携帯電話まで盗聴していた事が発覚し、外交問題になった事もある。

アメリカの秘密情報機関NSAの公の主な目的はテロを未然に防止する事である。
事実ドイツはNSAから貴重な情報を得て、テロ容疑者を事前に逮捕し、テロ発生を未然に防いできた実績がある。
BNDには情報収集項目 (Selektoren)が、数千項目にも及び、その提出して、その調査をBNDに要請し、BNDはそれに従って調査し、その情報をNSAに提供してきたのである。
それはテロを未然に防止する主目的から遺脱して、電話やEメールの盗聴などを通じて、ドイツの経済、つまりSiemens社などのドイツ企業の技術情報まで調査していた。
この事実は元CIAの諜報員スノードン氏も述べていたのである。

しかし、メルケル首相はNSAのドイツに於けるスパイ活動にBNDの関与をこれまで否定しきた。この事により事態が悪化して、スキャンダルとまで言われるようになったのである。
そのため、野党から「メルケル首相は嘘つき」との批判を浴びるようになった。

そこで、ドイツ議会内に、調査委員会が設置され、討議を重ねて、アメリカのNSAのドイツでの諜報活動範囲とドイツ関係庁の関与を調査している。
つまり誰が誰をスパイしたか。
しかし、委員会での討議は殆ど公にされず、Wikileaksが一部表ざたに情報を流したが、殆どは「極秘」のまま。
BNDはNSAの調査項目 (Selektoren)に基づいて独自に調査をし、膨大な情報をNSAに手渡していたが、その内容の詳細については分かっていない。

ドイツ政府に対する批判は強まりつつあるが、真相は闇に包まれたままである。





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